【導入事例】【院内の感染対策に隔離ブースを設置】設計・製造・設置までしてくれてこの価格は他では考えられない。

東京都新宿区、新宿駅の南口から徒歩1分という好立地にある一般社団法人予防・健康協会 新宿内科様。

同病院は東京都の感染対策を目的とした補助金を活用して、院内に感染対策のスペースを設けたいと考えていました。そこで導入いただいたのが、弊社の製造する簡易個室ブース「おもいっきり集中空間」です。

数ある「個室ブース」の中から、なぜ弊社の「おもいっきり集中空間」を選んでいただいたのか?また導入する際に感じたことや実際に利用してみて感じた効果などを、絹川院長と藤本様にインタビューさせていただきました。

事例のポイント

課題感染対策のための待合室兼処置室がなく、感染リスクが心配だった感染対策補助金の上限100万円を超えない予算で個室ブースを導入したかったが、予算に合うブースがなかなか見つからなかった部屋の中に個室を作りたかったので、柔軟にカスタマイズできる製品でないと導入が困難だった
導入の決め手感染対策補助金の上限金額の予算内に収まったこと将来的に個室ブースを移動したり撤去したりできるように、軽量な素材で造られた個室ブースであったこと
解決した課題感染疑いのある患者とその他の患者を隔離することができ、院内感染のリスクを減らせた感染対策補助金を有効に活用できた適切な感染対策が行えるようになったことから、患者や看護スタッフの安心を得ることができた

【背景と課題】東京都の補助金を使って感染対策のための個室ブース導入を検討

クリニック内の感染対策に課題があったという、新宿内科様。個室ブースを導入するまでの同病院は、咳の症状が出ている患者と他の患者や院内のスタッフが同じフロアで過ごす状況でした。

令和5年5月8日から「5類感染症」に移行した新型コロナウイルスですが、その感染力の高さから何らかの対策を行う必要性を以前から感じていたといいます。

そこで新宿内科様が考えたのは、東京都の補助金(東京都外来対応医療機関設備整備事業)を活用して院内に「隔離ブース」を設置すること。次のポイントに絞って、導入できる製品を探していました。

  • 補助金の上限100万円に収まる製品であること
  • 将来を考えて移動や撤去がしやすいものであること

しかし、隔離ブースを導入するのにも多くの手法や製品があり、100万円以内で導入できるものはそう多くはありません。

例えば以下は、隔離ブースとしてクリニックに導入できる代表的な4つの選択肢です。

簡易ブース完全個室ブース壁の設置テント
特徴天井が開放され四方が壁に囲まれたドア付きブースを隔離室として設置する完全個室のブースを隔離室として設置する院内に部屋を増設して隔離室にするカーテンなどが付いた医療用テントを隔離室として利用する
コスト
設置可能な場所屋内・屋外※製品によって異なる屋内・屋外※製品によって異なる屋内屋内・屋外※製品によって異なる
設置・移動の手間しやすいしにくい移動不可しやすい
工期短い短い長い短い
消防法の届け出不要必要な場合がある必要必要な場合がある

上記のうち、「完全個室ブース」や「壁の設置」は100万円では収まらないほどの費用がかかってしまう可能性が高い選択肢です。また、一度設置すると移動や解体が非常に困難になります。

そこで新宿内科様が目星をつけたのが、「簡易ブース」という選択肢でした。簡易ブースであれば、予算や求める条件に合致する可能性が高かったからです。

【決め手】予算に収まりカスタマイズ性の高い「おもいっきり集中空間」を知る

簡易ブースを探していた新宿内科様は、弊社公式サイトから「おもいっきり集中空間」を知ったとのこと。「おもいっきり集中空間」を選んだ決め手について教えていただきました。

主な理由として挙がったのは、次の3つのポイントでした。

  • 予算内で導入できること
  • サイズ変更に柔軟に対応してくれること
  • 軽量な紙素材を使用していたこと

予算第一で選んでいる中で、幅広いカスタマイズに応じれる柔軟性と移動や撤去の手軽さに魅力を感じたとのご意見をいただきました。

隔離ブースはクリニック内に恒久的に常設させるとは限りません。将来的にブースを移動させたり撤去したりする可能性にも対応できるよう、できる限り軽量な製品が望ましいと考えていたといいます。

その点、軽量かつ丈夫な紙製強化ボード素材「セキソーパネル」を使用した「おもいっきり集中空間」は、新宿内科様のご要望にぴったりとマッチしました。おもいっきり集中空間の重量は、標準的なサイズでおよそ30kgほど。設置や解体も、特別な工具不要で行うことができます。

【導入】「隔離ブース」として感染対策を実現

感染対策目的で導入いただいた、簡易ブース「おもいっきり集中空間」。新宿内科様では、発熱や咳などの症状が出ている患者を通す「専用待合室兼処置室」としてご利用いただいています。

サイズを広くカスタマイズしてオーダーしたため、ブース内での医療処置も可能になりました。待機だけでなく医療処置までをブース内で完結できるようになったので、クリニック内の感染対策が実現できたといいます。

【効果】患者からの安心感が得られただけでなく、看護スタッフの心理負荷軽減にも

隔離ブースの運用を開始してみて実感している効果について伺いました。

絹川院長がおっしゃっていたのは「患者からの安心が得られた」という点。「感染対策のブースがある」ということ自体が、患者にとっての安心につながっていることを実感しているそうです。

患者だけでなく、院内の看護スタッフの心理的不安も解消されました。症状のある患者とそうでない患者が同じ空間にいると院内感染のリスクが高まります。「院内感染の不安を軽減できたことが嬉しい」という声が、クリニック内から多数上がっているそうです。

「おもいっきり集中空間」のカスタマイズ性の高さに驚き。柔軟なアフターフォローにも感動

ブースサイズ変更のカスタマイズをオーダーしていただいた新宿内科様。「おもいっきり集中空間」のカスタマイズについて、感想を伺いました。

絹川院長は次のように言います。

「決まったスペースの中に3つの個室を作る想定でいました。ブースのサイズをカスタマイズしてくれたおかげで部屋にスッキリと収めることができ、とても助かりました」。

また藤本様からは、アフターフォローについて次のような感想をいただきました。

「アフターフォローにも満足しています。導入後2週間程度経過した際、正面レールが外れてしまうトラブルがありましたが、アドライズさんへ連絡するとすぐに直しに来てくれました。レールを取り付け直してもらうことができ、現在は問題なく使用できています」。

高いコスパで大満足。おもいっきり集中空間を導入できてよかったです。

最後に、「おもいっきり集中空間」の導入満足度について伺いました。

「とても満足しています。設計から製造、設置までに対応してもらえてこの金額で収まるのは、とてもコストパフォーマンスが良いと思います。

他のクリニックや知り合いにも推薦したいくらいですね。出張で検診することがあるのですが、『持ち運びのしやすい隔離スペース』があれば、重宝すると思います」。

個室ブースに対して改善を望む点について尋ねたところ、「感染対策の目的が満たせており、特にない」というありがたいお声もいただけました。

また藤本様からは「聴力検査のスペースとしても利用もできるかもしれない」といったご感想も。実際に「おもいっきり集中空間」は聴力検査スペースとしての活用事例もあります。ご興味のある方は以下の事例やコラム記事もあわせてご覧ください。

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