聴力検査室としての導入実績がある個室ブース|聴力検査のスペースを用意する3つの方法

聴力検査(標準純音聴力検査)は、周囲の雑音が検査結果に影響しない静かな環境で行う検査です。専用の聴力検査室がない医療機関や健診機関は、3つの方法で検査のスペースを用意しています。聴力検査専用ブースを置く・個室ブースを置く・カーテンやパーテーションで区切るの3つです。

アドライズの個室ブース「おもいっきり集中空間」は、オフィスのWeb会議や集中作業のために開発した製品です。サイズや仕様は、設置場所に合わせて変更できます。医療機関には、聴力検査室として導入された実績があります。

導入を検討している医療機関には、オンラインデモで製品の特徴をご確認いただいています。この記事では、聴力検査のスペースを用意する3つの方法の違いと、導入前に確認する項目をまとめました。

聴力検査のスペースをご検討中の医療機関・健診機関の方へ

  • 聴力検査室としての導入実績がある個室ブースです
  • STD#01の重量は約35kgです。大人2名なら約2時間で組み立てられ、工事は不要です。
  • 配線穴の位置と数を変更できます

製品の特徴は、Web会議ツールを使ったオンラインデモでご確認いただけます。オンラインデモをご希望の場合は、お問い合わせフォームの「お問い合わせ内容の詳細」に「オンラインデモ希望」とご記入ください。

聴力検査に静かな環境が必要な理由

健康診断の結果票に記載された聴力の検査項目(1000Hz・4000Hz)

標準純音聴力検査では、受診者がヘッドホンを付け、周波数と大きさを変えた音が聞こえるかどうかを答えます。周囲の雑音は検査結果に影響するため、検査は静かな環境で行います。

聴力検査は、耳鼻科に加えて、健康診断や人間ドックを実施する医療機関・健診機関でも行われています。

日本聴覚医学会の「補聴器適合検査の指針(2010)」は、音声を使う補聴器適合検査の部屋について、次の3つの条件を挙げています。

  • その場にもともとある音が、検査結果に影響しない程度であること
  • 検査音の反響が、測定に影響しない程度であること
  • 受診者の音の判断に影響するような、心理的な圧迫がないこと

出典:日本聴覚医学会「補聴器適合検査の指針(2010)」

必要な静かさは、行う検査の種類と、設置場所にもともとある騒音の大きさによって変わります。どの方法を選ぶ場合も、検査を行う時間帯に設置場所の騒音を確認してから決めてください。

聴力検査のスペースを用意する3つの方法

専用の部屋がない場合にとられる方法は、主に次の3つです。

方法概要費用の目安重量・設置消防法上の確認
聴力検査専用ブース医療機関向けに開発された、遮音構造の専用ブース150万円〜小型の製品でも300kg前後。床の耐荷重の確認と、業者による設置が必要天井まで閉じた構造のため、消防用設備等が必要になる場合がある
個室ブース(セミクローズ型)個室ブースを院内に置く。聴力検査室として導入された実績がある製品もある30万円〜25〜40kg程度の製品があり、自社で組み立て・移動ができる製品の構造と設置条件によって扱いが変わる
カーテン・パーテーション遮音材を使ったカーテンや仕切り板で、検査エリアを囲う10万円〜設置と移動に工事は要らない天井まで届く高さにすると、確認が必要になる場合がある

※費用は、製品・サイズ・設置条件によって変わります。消防法上の扱いは設置場所の条件によって変わるため、設置場所を管轄する消防署にご確認ください。

方法1.聴力検査専用ブース

医療機関向けに開発された、聴力検査専用のブースです。遮音を目的とした構造で、精密な聴力検査を行う耳鼻科や大学病院などで使われています。

  • 消音換気ダクトや、オージオメータ(聴力検査の機器)の接続口が標準で付いている製品が多い
  • 小型の製品でも300kg前後、大型の製品では1,000kgを超えるため、床の耐荷重を確認する必要がある
  • 設置後に移設する場合は、製品ごとに移設の方法と費用を確認する必要がある
  • 導入費用は150万円以上が目安

費用を抑えるには、医療機器販売店で中古品の在庫を確認する方法や、リースを使う方法もあります。

方法2.個室ブース(セミクローズ型)

個室ブースを院内に置く方法です。個室ブースには、医療機関に聴力検査室として導入された実績がある製品もあります。セミクローズ型は、天井まで閉じていない構造の個室ブースを指します。天井の一部が開いている製品や、天井を開閉できる製品があります。

  • 25〜40kg程度の製品があり、工事をせずに組み立てて設置できる
  • レイアウトの変更や移転のときに移動できる
  • 聴力検査専用ブースより導入費用が低い

個室ブースを検査のスペースにする場合は、行う検査の内容と設置場所の騒音に合わせて、ブースの仕様と置く場所を決めます。

方法3.カーテン・パーテーション

遮音材を使ったカーテンや仕切り板で周囲を囲い、検査エリアにする方法です。遮音の性能は製品によって異なるため、導入前に測定条件とあわせて確認してください。

  • 導入費用が低く、ブースが入らない狭い場所にも設置できる
  • カーテンは、交通音などの低い音を遮る力が弱い傾向がある
  • 天井まで届く高さのパーテーションにすると、消防法上の確認が必要になる場合がある
  • 倒れたり破損したりしないよう、固定の方法を確認する必要がある

聴力検査室としての導入実績がある個室ブース「おもいっきり集中空間」

おもいっきり集中空間 STD#01

「おもいっきり集中空間」は、長野県のアドライズが製造する個室ブースです。壁には紙製の強化ボードを使っています。オフィスのWeb会議や集中作業のために開発した製品で、サイズや仕様を設置場所に合わせて変更できます。医療機関には、聴力検査室として導入された実績があります。導入した医療機関の事例は、導入事例のページでご紹介しています。

形状セミクローズ(開閉できるサンルーフ・引き戸)
外寸幅1,320×奥行1,080×高さ1,840mm(入口幅590mm)
重量約35kg
組み立て大人2名で約2時間(工事は不要)
内部スチール製デスク(幅1,000×奥行450×高さ700mm)、LED照明、デスク下の両側に配線穴
カスタマイズサイズ(1mm単位)、ロゴやテキストの貼り付け、デスクの大きさ、配線穴の位置と数、扉の透明度
価格298,000円(税別)/327,800円(税込)。関東圏への送料を含む
納期ご発注後 約10〜15営業日(カスタマイズ品は約20〜25営業日)
消防法STD#01は上部が開いたセミクローズ型のため、アドライズでは、基本的に消防法の適用対象外とご案内しています(アドライズ所在地の自治体で確認済み)。最終的な判断は、設置場所を管轄する消防署にご確認ください。

送料、設置代行、カスタマイズの費用の目安は、「おもいっきり集中空間の価格と導入費用」のページにまとめています。

設置できるかどうかと費用を確認したい方へ

設置場所の寸法をお知らせいただければ、設置できるかどうかと導入費用をお答えします。オンラインデモをご希望の場合は、お問い合わせフォームの「お問い合わせ内容の詳細」に「オンラインデモ希望」とご記入ください。

医療用途でご検討の方へ

アドライズは、行う検査の内容と設置場所の条件をお聞きしたうえで、サイズや仕様をご提案します。製品の特徴は、Web会議ツールを使ったオンラインデモでご確認いただけます。

導入前に確認する5つの項目

医療機関の問診票

どの方法を選ぶ場合も、導入前に次の5つを確認してください。

  1. 設置場所の騒音:検査を行う時間帯に、空調・待合室・道路の音がどの程度あるか
  2. 行う検査の種類:健康診断の聴力検査か、耳鼻科での精密な検査か
  3. 検査機器の配線:オージオメータのコードを通す位置と長さ
  4. 設置スペースと搬入経路:設置場所の広さと、ドア・廊下・エレベーターを部材が通るか
  5. 消防法上の扱い:天井まで閉じた構造かどうかを含めて、設置場所を管轄する消防署に確認する

よくある質問

聴力検査のスペースを用意する費用は、どのくらいですか。

方法によって変わります。費用の目安は、聴力検査専用ブースが150万円から、個室ブース(セミクローズ型)が30万円から、カーテン・パーテーションが10万円からです。費用は、製品・サイズ・設置条件によっても異なります。

「おもいっきり集中空間」を聴力検査室として導入した例はありますか。

医療機関に聴力検査室として導入された実績があります。アドライズは、行う検査の内容と設置場所の条件をお聞きしたうえで、サイズや仕様をご提案します。製品の特徴は、Web会議ツールを使ったオンラインデモでご確認いただけます。

購入する前に、製品を確認できますか。

Web会議ツールを使ったオンラインデモで、製品の特徴をご確認いただけます。長野県諏訪郡のアドライズ本社では、実物をご覧いただけます。お問い合わせフォームの「お問い合わせ内容の詳細」に「オンラインデモ希望」とご記入ください。

まとめ

聴力検査のスペースを用意する方法には、聴力検査専用ブース、個室ブース(セミクローズ型)、カーテン・パーテーションの3つがあります。精密な検査を行う場合は、聴力検査専用ブースが使われています。方法は、行う検査の内容、費用、設置場所の騒音を比べて選びます。

「おもいっきり集中空間」は、聴力検査室としての導入実績がある個室ブースです。製品の特徴は、オンラインデモでご確認いただけます。

オンラインデモと製品資料(無料)

オンラインデモでは、Web会議ツールで製品の細部をご覧いただけます。お問い合わせフォームの「お問い合わせ内容の詳細」に「オンラインデモ希望」とご記入ください。

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