集中ブースとは|自宅用の費用相場・レンタルとの比較とおすすめ製品【2026年版】

ブース内にパソコンを置いた様子

在宅勤務で家族の生活音が入る。オフィスでWeb会議のたびに会議室を探す。外出先で急に打ち合わせが入る。1人分の区切られた作業スペース=集中ブースは、こうした場面を解決するために使われています。

集中ブースには「自宅やオフィスに買って置く」「街や駅にあるものを時間で借りる」の2つの使い方があり、費用のかかり方がまったく違います。この記事では両方の費用と向き不向きを比較し、自宅用として選ぶときの確認事項と製品をまとめました。

自宅・オフィスに置ける集中ブースをお探しの方へ

  • 扉つきで、Web会議中の声と背景を区切れる
  • 56dBの騒音を46dBまで抑えた実測値あり
  • 約35kg・工事不要で、自分たちで組み立てられる

セミクローズブース「おもいっきり集中空間」の仕様・価格・設置事例を資料にまとめています。

集中ブースとは|1人分の作業スペースを区切る設備

引き戸つきの集中ブース「おもいっきり集中空間」(白・黒)
集中ブースの一例。壁と引き戸で1人分の作業スペースをつくります

集中ブースとは、1人(または少人数)が作業に集中するために、周囲から区切られた空間をつくる設備です。個室ブース、ワークブース、テレワークブース、リモートブースなども、ほぼ同じものを指す言葉として使われています。

共通しているのは次の3点です。

  • 視線を遮る:Web会議で自宅やオフィスの様子が映り込まない
  • 音を抑える:声が周囲に届きにくく、周囲の音も入りにくい
  • 場所を決める:「ここに入ったら作業する」と切り替えができる

買う・借りる・オフィスに置く|3つの使い方の比較

まず全体像です。同じ集中ブースでも、使い方によって費用のかかり方が変わります。

使い方費用向いている人注意点
①自宅に買って置く15万〜40万円(買い切り)在宅勤務が中心。毎日使う設置スペースと搬入経路の確認が必要
②街や駅で借りる15分あたり150〜300円程度外回りが多い。使うのは時々地域によって設置がない。予約が埋まることがある
③オフィスに置く1台15万〜40万円(複数台の導入が多い)会議室が足りない。Web会議が増えた密閉型は消防法の確認が必要

費用の分かれ目は「使う頻度」です。

街のブースを15分275円として、1日1時間・週5日使うと月におよそ22,000円。1年で26万円ほどになり、自宅用ブースを1台買える金額に近づきます。毎日使うなら購入、月に数回ならレンタルが目安です。

自宅に置く場合の費用相場

個人宅に設置できる集中ブースの価格相場は15万〜40万円程度です。パーテーション型であれば10万円以下の製品もあります。

価格帯タイプできること
〜10万円台吸音パーテーション視線を遮る。音は軽減される程度
15万〜40万円台組み立て式のセミクローズブース扉と壁で囲う。デスク・照明つきの製品もある
100万円前後〜天井まで密閉したフルクローズブース遮音性能が高い。重量があり設置は業者対応が中心

※価格は2026年8月時点の各社公表値・販売サイト掲載値です。仕様と価格は変更される場合があります。

自宅用に選ぶときの5つの確認事項

1. 設置スペースを外寸で確認する

おもいっきり集中空間は引き戸を採用し、椅子も内部に収まる設計のため、外寸のスペースがあれば設置できます。梱包箱を仮置きするスペースも同じ考え方で足ります。開き戸の製品を検討する場合は、扉の開閉方向と椅子を引く余裕を別途見込んでください。内部のデスクの大きさと、使っているパソコンのサイズも照らし合わせておくと確実です。

2. 搬入経路を先に確認する

玄関・廊下の幅・階段・エレベーターの開口を、完成後の外寸ではなく梱包時の寸法で確認します。

3. 重量と組み立ての人数・時間

自分たちで設置できるか、業者が必要かで、導入の手間が変わります。おもいっきり集中空間の場合は2名で約2時間が目安で、工事は必要ありません。設置後に場所を変える可能性があるなら、解体して動かせるかも確認しておいてください。

4. 勤務先の規定を確認する

在宅勤務の条件として個室ブースの設置を求める企業があります。パーテーション型がブースとして認められるかどうかは会社によって判断が分かれるため、購入前に規定を確認してください。

5. 消防法上の扱いを確認する

天井まで密閉されたフルクローズのブースは「居室」として扱われ、消防法上の対応が必要になる場合があります。設置場所によっては消防設備を備えることがあるため、フルクローズを選ぶ場合は事前に確認しておくと安心です。サンルーフを開けた状態で使えるセミクローズタイプは、この点で導入を進めやすくなります。

自宅用の集中ブース おすすめ3製品

1.おもいっきり集中空間 STD#01(株式会社アドライズ)

引き戸を開けたおもいっきり集中空間の内部でノートパソコンを使って作業している様子
引き戸つきのセミクローズ型。Web会議・在宅ワーク向け
価格327,800円(税込)/298,000円(税別)
外寸W1320×D1080×H1840mm(入口幅 W590mm)
デスクW1000×D450×H700mm(スチール製・配線穴つき)
重量約35kg
組み立て2名で約2時間(工事不要)
壁部の素材紙製強化ボード(セキソーボード)
照明LED照明つき
カスタマイズサイズ、ロゴ、デスクの高さと大きさ、配線穴の追加と移動
納期発注後10〜15営業日

紙製の強化パネルでできているため、この大きさのブースとしては軽く、約35kgで工事をせずに設置できます。扉があるため、勤務先からブース設置を求められている場合の条件も満たしやすい構成です。

防音性能については実測値があり、56dBの騒音がブース内では46dBまで下がりました(56dB=掃除機から数メートル離れた場所、46dB=静かな事務所の中と同じ程度)。天井にはサンルーフ(開閉できる天窓)があり、開けた状態と閉じた状態を使い分けられます。閉じれば音が漏れにくくなり、開ければ空気がこもりません。

置けるかどうかだけでも、ご相談ください

設置したい場所の寸法と搬入経路をお伝えいただければ、設置できるかをお答えします。サイズ・ロゴ・デスクの高さと大きさ・配線穴の追加と移動はカスタマイズに対応しています。

2.シンプルブース(アイリスチトセ)

アイリスチトセのシンプルブース
引用元:アイリスチトセ
価格314,600円〜(税別)
サイズW966×D966×H1800mm ほか2サイズ
タイプセミオープン(天井なし)
素材フェルトパネル

フェルトパネルを組み合わせるセミオープン型です。天井がないため圧迫感が出にくく、設置スペースが限られている場合に選びやすいサイズ展開があります。

3.Easy Wall(アイピック株式会社)

吸音パーテーション Easy Wall
引用元:PARTITION LABO
価格64,900円(900×1500mm・3枚セットの場合/楽天市場の掲載価格)
サイズW900×H1500mm
重量パネル1枚あたり3.5kg
素材再生ポリエステル88%、ポリプロピレン12%、段ボール

パーテーション型で、吸音素材が使われているため音の反射を抑えられます。1枚3.5kgと軽く、使わないときは折りたためます。費用を抑えて視線だけ区切りたい場合の選択肢です。ブース型より高さが低いため、勤務先の規定がある場合は認められるかを確認してください。

街や駅で借りる|レンタルサービス3社

駅やビル内に設置された個室型のテレワークブース
引用元:テレキューブサービス(渋谷クロスタワー)

駅構内、オフィスビル、商業施設、図書館などに設置された個室型ブースを、時間単位で予約して使えるサービスです。専用サイトやアプリから予約し、スマートフォンで解錠します。

料金は15分あたり150〜300円程度が目安です。30分の会議なら前後を含めて1時間を確保することが多いため、1回あたり800〜1,200円程度になります。

サービス特徴設置エリア
テレキューブサービスフルクローズ型。Wi-Fi・電源・USBポートを備える駅、百貨店、銀行など全国
STATION WORKJRが提供。JRE POINTが使え、Suica決済に対応駅構内が中心
RemoteworkBOX料金設定が低め。設備は他社と同等首都圏近郊が中心

※料金・設置場所は変更されます。利用前に各社の公式サイトでご確認ください。

借りる買う
初期費用かからない15万〜40万円
使うたびの費用15分150〜300円程度かからない
使える時間予約した時間のみいつでも
場所設置されている場所へ行く必要がある自宅・オフィス
向いている使い方外出中のスポット利用毎日の在宅勤務

オフィスに集中ブースを置く場合

オフィス内に設置したWeb会議用の個室ブース
オフィスへの設置例

Web会議が増え、会議室の空きを探す時間が発生している場合、1人用のブースを複数台置くほうが、会議室を増やすより早く安く解決することがあります。

オフィスに置く場合の確認事項は、自宅と少し異なります。

  • 設置台数:Web会議の同時発生数から逆算します。1台では取り合いになります
  • 移設のしやすさ:レイアウト変更に合わせて動かせるか
  • 消防法:天井まで密閉するフルクローズ製品は、床面積と設置場所によって消防設備の設置が求められる場合があります
  • 電源とネットワーク:配線を通せる位置に置けるか

よくある質問

集中ブースと個室ブース、ワークブースは違うものですか。

ほぼ同じものを指します。1人分の作業スペースを周囲から区切る設備で、呼び方が複数あるとお考えください。用途に応じてテレワークブース、Web会議ブース、フォンブースといった呼び方も使われます。

自宅用の集中ブースはいくらですか。

個人宅に設置できる製品で15万〜40万円程度が相場です。パーテーション型なら10万円以下の製品もあります。天井まで密閉したフルクローズ製品は100万円前後からで、重量があり個人宅には向きにくい傾向があります。

買うのとレンタル、どちらが安いですか。

使う頻度で変わります。街のブースを15分275円として1日1時間・週5日使うと月に約22,000円、1年で約26万円となり、自宅用ブースの購入費に近づきます。毎日使うなら購入、月に数回ならレンタルが目安です。

セミクローズタイプでもWeb会議に使えますか。

使えます。おもいっきり集中空間 STD#01では、56dBの騒音がブース内で46dBまで下がった実測値があります。サンルーフを閉じれば音が漏れにくくなり、開ければ換気と室温の面で有利になります。楽器の演奏や歌唱を目的とする場合は、専用の防音室が必要です。

消防法への対応はどう考えればよいですか。

天井まで密閉されたフルクローズのブースは「居室」として扱われ、設置場所や床面積によって消防設備の設置が求められる場合があります。サンルーフを開けた状態で使えるセミクローズタイプは、この対応が不要になることが多く、導入を進めやすい構成です。フルクローズを検討する場合は、設置前に所轄の消防署へご確認ください。

賃貸住宅でも設置できますか。

壁や床に固定しない据え置き型であれば、設置できることが多いです。契約内容によって条件が異なるため、不安がある場合は管理会社にご確認ください。解体して運び出せる構造かどうかも、退去時のために確認しておくと安心です。

まとめ

  • 毎日の在宅勤務で使う → 自宅に買って置く(15万〜40万円)
  • 外回りが多く、使うのは時々 → 街や駅で借りる(15分150〜300円程度)
  • 会議室が足りない → オフィスに複数台置く

自宅用として選ぶときは、置ける(設置場所の外寸)・入る(搬入経路)・認められる(勤務先の規定)の3点を先に確認しておくと、購入後の行き違いを防げます。

集中ブースの導入をご検討中の方へ

「おもいっきり集中空間 STD#01」は、327,800円(税込)・約35kg・発注後10〜15営業日でお届けする組み立て式のセミクローズブースです。自宅にもオフィスにも設置いただけます。

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