テレワーク用の集中ブースを検討したい!おすすめのボックスを比較してみた!

ブース内にパソコンを置いた様子

テレワーク用集中ブースとは、その名の通りテレワークを行うにあたって利用する、個人用の集中スペースのことです。主に自宅でテレワークを行ったり、外出中に外でWeb会議を行ったりする場合に利用されます。

テレワークブースを利用するには、大きく分けて2つの方法があります。

  1. 自宅用の個室ブースを購入し、自宅でテレワークを行う方法
  2. 町や駅にあるテレワークブースを利用する方法

テレワークをするのが自宅なのか、外なのかによってどちらの方法を採用するのかが異なります。

この記事では自宅・外出時の2つのシチュエーションに分けて、利用方法や費用・おすすめサービス(製品)を解説していきます。テレワークのスタイルに合わせて、該当する方を参考にしてみてください。

個人宅に最適なテレワークブースをお探しの方へ。

  • 自分たちだけでも設置・移動ができる
  • 効果実験で56dBの騒音を46dB(静かなオフィスと同じ音圧)までカット
  • 扉が付いておりWeb会議にも利用できる

そんな簡易的なテレワークブース「おもいっきり集中空間」をリーズナブルに導入してみませんか?

要件に合わない場合はカスタマイズも可能です!

①自宅用のテレワークブースを購入し、自宅で仕事をする

自宅でのリモートワーク用に使えるブースは、一般的に以下のようなものです。

周囲が壁で囲まれていますが、天井が開放されており完全な密室にはなっていません。

テレワークブースは法人がオフィスに設置するものとは違い、個人が購入し利用するものなので、以下のような特徴を持った製品が多いでしょう。

  1. 比較的安い(20万円前後)
  2. 軽い素材で作られており、移動が比較的簡単
  3. 自分たちだけで組み立てられる
  4. 外からの視線を遮ることができる
  5. 防音性能は完全密室に比べると低い

企業によっては、在宅勤務の条件として個室ブースの設置を義務付けているところもあります。四方が囲まれていればセキュリティ的にも問題がなく、テレワークの許可が下りる可能性も高いでしょう。

※購入前に必ず勤め先の規定をご確認ください。

なおこういったブース製品の中には、天井まで完全に囲まれ密閉されているものもあります。防音性能は当然その方が高くなりますが、費用が100万円近くすることも多いでしょう。また非常に重量があり個人宅には適さない場合も多いので、ブースを選ぶ際は注意が必要です。

自宅設置用テレワークブースの価格相場は?

個人宅への設置に適したテレワークブースの場合、価格相場は15万~40万円程度です。

また周囲が囲まれていないパーテーション形式の製品であれば、10万円程度で購入できる可能性も。ただし勤め先にテレワークと個室ブースに関する決まりがある場合は「パーテーションがブースとして認められるかどうか」を事前にチェックしておきましょう。

テレワークブースを自宅に導入するメリット・デメリット

個人ブースを自宅用に購入する際のメリット・デメリットについて以下にまとめます。

メリットデメリット
・自宅でも機密情報があるWeb会議や商談ができる
・リビングなどの家族がいる部屋でも、仕事に集中しやすい
・自分のプライベート空間になるため、趣味にも利用できる
・初期費用がかかる
・設置スペースが必要
・組み立ての手間が発生する

以上を考慮すると、次のような方にはテレワークブースの導入がおすすめです。

  • 自宅で快適にテレワークをしたい
  • 今後も在宅ワークメインで勤務予定
  • 自宅に自分の部屋がない(ブースを書斎代わりにしたい)
  • 個室ボックスがないと、会社にテレワークを許可してもらえない
  • 在宅勤務中、配偶者や子供などが家にいる

個室ブースを自宅に設置すると自分だけの集中空間として利用できるので、業務効率を上げる効果も期待できます。また家族が家にいるときでもWeb会議などに参加しやすくなるでしょう。

自宅用テレワークブースの選び方とおすすめ製品を紹介

続いては、自宅での利用におすすめのテレワークブースを紹介していきます。

個室ブースには様々な製品がありますが、自宅でのテレワーク用として利用する場合は、以下のような点に注目してみてください。

  • サイズ(サイズによっては、窮屈に感じることもある)
  • 軽さや設置のしやすさ
  • 消防法への対応(※)
  • デザイン

(※)密閉されたテレワークブースは「個室」として扱われるため、消防法という法律の制限に該当します。場合によっては消防設備をブースに設置しなければならないケースもあるので、注意が必要です。

ブースのサイズは判断しにくい部分もありますが、例えば部屋にある家具とサイズを照らし合わせて実際の大きさをイメージしてみてもいいでしょう。またブース内デスクの大きさとパソコンのサイズを比較して、快適に作業ができるか確認してみるのもおすすめです。

おすすめのテレワークブース①:おもいっきり集中空間

半個室ブース「おもいっきり集中空間」の中でミーティングや作業をしている様子
価格要問い合わせ(200,000円程度~)
サイズ幅1317×奥行1039×高さ1834mm
重さ約30kg
会社株式会社アドライズ
※仕様は今後変更(アップデート)される可能性があります。また各仕様はカスタマイズによって変更することが可能です。

デザイン性を有した、自宅設置に最適なテレワークブースです。扉付きでセキュリティ性が高いので、会社からブース設置が義務付けられている場合でも基準を満たせる商品となっています。

またカスタマイズも可能で、大きさやブース内デスクのサイズ・高さ・デザインなどを調節可能。

「実際に部屋に設置するとどのような見た目になるのか」をシミュレーションすることもできるので、まずは一度、お気軽にお問い合わせください。

個人宅に最適なテレワークブースをお探しの方へ。

  • 自分たちだけでも設置・移動ができる
  • 効果実験で56dBの騒音を46dB(静かなオフィスと同じ音圧)までカット
  • 扉が付いておりWeb会議にも利用できる

そんな簡易的なテレワークブース「おもいっきり集中空間」をリーズナブルに導入してみませんか?

自宅でのレイアウトシミュレーションも可能!

おすすめのテレワークブース②:Easy Wall

Easy Wall
引用元:PARTITION LABO
価格64,900円
サイズ幅900×高さ1500mm
重さ3.5kg(パネル1枚につき)
会社アイピック株式会社

※「900×1500mm(3枚セット)」タイプの場合

パーテーション型のブース。吸音素材が使われているため、パーテーションの中では防音性能が高いという特徴があります。

また前述の2製品に比べると高さが低いので、より簡易的な仕切りが欲しい方におすすめです。

その他の自宅用テレワークブースに関しては、こちらのページも参考にしてみてください。

②外出中に、町や駅にあるテレワークブースを利用する

自宅以外の場所でテレワークを行う場合に活用できるのが、駅構内などに設置されたテレワークブースをレンタルできるサービスです。全国の主要都市や首都圏の駅やビジネスビル、カフェや商業施設・図書館などに設置されています。

町に設置されたブースの場合、上記画像のように完全個室になっておりWi-Fiや電源を完備しているサービスがほとんど。移動中に会議への参加が必要になった場合や、自宅では集中できないときに有効活用できます。

詳しくは後述しますが、以下のようなサービスが有名です。

利用は、各サービスが運営している専用サイトから行うのが一般的です。スマートフォンで専用サイトにログインし、使用したいブースを選択して時間帯を予約することでブースを利用できます。解錠・施錠の際にはスマートフォンの操作が必要になることがあります。

テレワークブースのレンタルサービスの価格相場は?

町に設置されたブースの利用料金は、使用時間ごとに加算されます。基本的には、15分につき200〜300円程度が相場。

30分の会議が入っているなら、余裕を持って前後15分程度を確保しておくのが一般的なので、1時間で合計800~1,200円程度かかる計算になります。

テレワークブースのレンタルサービスのメリット・デメリット

町に設置されたテレワークブースを利用する際のメリット・デメリットを確認してみましょう。

メリットデメリット
・大きな初期費用がかからない
・短時間であれば安く利用できる
・スキマ時間や移動中などに気軽に活用できる
・地域によってはサービスがない
・利用のたびにお金がかかる
・予約で埋まっていて使えないことがある
・空調や電波などが弱く、快適に利用できないことがある

以上のメリット・デメリットを踏まえると、町や駅にあるテレワークブースは以下のような場合におすすめです。

  • 自宅にブースを設置できない
  • テレワーク勤務は期間限定である
  • 自宅外でのテレワークが認められている
  • 短時間の打ち合わせや作業に使いたい
  • 外回りの業務が多い

15分単位で料金が発生することが多いので、短時間の利用に向いています。反対に長時間毎日使用すると、費用負担が大きくなりがち。日常使いよりスポット的に使う方法がおすすめです。

なお町のテレワークブースを利用する前には、そもそも自宅の外でのテレワークが認められているかどうかを確認しておきましょう。

おすすめのテレワークブースサービス3選

全国展開しているテレワークブースサービスを3つ紹介します。

おすすめサービス①:テレキューブサービス

料金15分につき275円(1人用)
機能Wi-Fi電源USBポート

防音性能が高く、Web会議などにおすすめできるテレワークブースサービスです。駅やデパート・銀行などにも設置されており、2022年12月時点では、北は宮城県・南は鹿児島県にも設置箇所があります。

こちらから近くのブースを探すことができます。

テレキューブを探す/予約する(テレキューブ検索Plus)

おすすめサービス②:STATION WORK

料金15分につき275円(1人用)
機能Wi-Fiモニター電源

JRが提供する集中ブースサービスです。JRE POINTが使用でき、Suicaやビューカードで決済すればポイントを貯めることも可能。駅構内にあるため、電車移動の合間に活用できます。

こちらから近くのブースを探すことができます。

拠点一覧/検索|STATION BOOTH

おすすめサービス③:RemoteworkBOX

RemoteworkBOX
引用元:RemoteworkBOX
料金15分につき150円~
機能Wi-Fi電源USBポート

何といっても圧倒的な安さが魅力の、テレワークブースサービスです。安いとはいえ品質が劣るわけではなく、他のサービスと同等の防音性能や設備を備えています。

設置エリアは首都圏近郊が中心です。

こちらから近くのブースを探すことができます。

RemoteworkBOX

オフィスにテレワークブースを置く企業も増えている

オフィスにWeb会議ブースを設置

個人での需要が高まっているテレワークブースですが、企業の設置事例も増えています。企業がオフィスに個室ブースを設置する理由には、以下のものがあります。

  • Web会議の場所を確保するため
  • 社員が集中して作業できる空間を作るため
  • 会議室の代わりにするため

ザイマックス総研が2021年に行ったアンケート調査「大都市圏オフィス需要調査2021春」によると、大都市圏にオフィスを構える企業のうち会議用ブースの導入率は31.7%という結果に。また46.4%の企業が「今後オフィスにリモート会議用ブース・個室があるとよい」と回答しています。

参考:大都市圏オフィス需要調査2021春 | ザイマックス総研の研究調査

オフィス設置に適したテレワークブースの詳細や、選び方・おすすめ商品についてはこちらの記事を参考にしてください。

個人宅に最適なテレワークブースをお探しの方へ。

  • 自分たちだけでも設置・移動ができる
  • 効果実験で56dBの騒音を46dB(静かなオフィスと同じ音圧)までカット
  • 扉が付いておりWeb会議にも利用できる

そんな簡易的なテレワークブース「おもいっきり集中空間」をリーズナブルに導入してみませんか?

自宅でのレイアウトシミュレーションも可能!

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